沖縄県生まれ、沖縄県育ち。沖縄の振興に貢献するために沖縄総合事務局へ入局し、財務部に配属。これまで、国有地の管理や経済動向調査、金融機関の検査や監督業務に携わる。現在の所属は金融監督課。金融機関からの情報収集などコミュニケーションを取る中で、様々な専門知識を必要とするため、日々の勉強が欠かせない。国家公務員として、国の大きな施策に携われることが魅力だと語る。






実は、現在の金融監督課には、2015年の7月に異動してきたばかりなんです。入局3年目の頃にも地方銀行の監督業務に携わっていた時期があるんですが、現在の担当は信用金庫と労働金庫。銀行は銀行法、信用金庫は信用金庫法と、関係する法令が異なるので求められる知識も違う。毎日が勉強の日々ですね。定期的なヒアリングや各金融機関から提出される届け出をもとに情報を整理して、問題点がないかどうかを検証し、問題改善に向けて促していくという仕事です。
決算書にも相手の話にも普段は耳にしないような専門用語が多く出てきます。対峙する相手も自分より年齢が上の方ばかり。それでも、プロとして仕事をまっとうするために、過去の資料を参照したり参考書を買って専門知識を習得したりしながら、少しずつ前進しています。乗り越えるべき壁は大きいですが、その分良い緊張感と責任感を持って仕事に取り組めていると思います。



沖縄総合事務局は、1972年5月15日の本土復帰と同時につくられた国の総合出先機関。総合という名前の通り、各省庁の機能や役割を集約している組織なので、業務範囲は非常に多岐にわたります。私自身、国有地の管理・処分を行う統括国有財産管理官付からスタートし、地方銀行や貸金業者などの金融機関を監督する金融監督課、実際に金融機関に立ち入って検査をする検査課、会計課、経済調査室と、非常に幅広い業務を担当させていただきました。
最も印象に残っているのは、宮古財務出張所で国有地の管理・処分を担当したことですね。宮古島では、広大な国有地が返還される予定で、地方公共団体からその国有地を取得したいとの要望があったことから売却に向けて手続を進めていました。それまで地方公共団体の方と密にやり取りをしたことがなかったので、私にとってとても大きな経験でした。周りの方に助けていただき、指摘や指導を受けながら進めていったことがとても印象に残っています。



多くの人と接する仕事は、やはり楽しいですね。業務によっては、他府県にまたがってやり取りをすることもあるんですよ。また民間企業との接点もあり、業種や職種を越えていろんな話を伺うことは、自分自身への刺激にもなります。経済調査室という部署で、沖縄の観光動向や雇用情勢の調査を担当した時、多くの企業の方と話す機会があったのですが、みなさんとってもエネルギッシュな方ばかり!沖縄のことを真剣に考えて仕事に取り組まれている姿が非常に印象的で、身の引き締まる思いがしました。
仕事は、やり続けていくうちに新しい発見や想像していなかった出会いがあるものです。どんなことでもまずはやってみる。そしてやり続けていくことの大切さを、ひしひしと感じています。いろんな経験を重ねていく中で、他の業務で培ったノウハウをこれから生かしていきたいと思っています。



民間企業への就職も選択肢の一つとしてはありましたが、損得勘定を持たず、広くたくさんの人の役に立てる仕事がしたいと、国家公務員を目指すことに決めました。試験に合格し、官庁訪問で多くの方の話を聞いていく中で、今の職場の人の話も聞くことができたんです。土地の管理や経済調査、金融監督など、知らない世界ではありましたが、勉強しながら幅広い知識を得ることができることに魅力を感じました。国家公務員の仕事で、表に出るような目立つものは少ないかもしれません。
しかし、国政という大規模な施策に関わることができます。人々の生活になくてはならない行政業務に携われることは、私にとって大きなやりがいです。試験勉強で心が折れそうになることもあるかもしれませんが、希望を持って楽しいことを考えながら取り組めばきっと乗り越えられるはず。国家公務員という仕事に、多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。




沖縄県生まれ、沖縄県育ち。沖縄の振興に貢献するために沖縄総合事務局へ入局し、財務部に配属。これまで、国有地の管理や経済動向調査、金融機関の検査や監督業務に携わる。現在の所属は金融監督課。金融機関からの情報収集などコミュニケーションを取る中で、様々な専門知識を必要とするため、日々の勉強が欠かせない。国家公務員として、国の大きな施策に携われることが魅力だと語る。
